水曜道場は、年齢や性別や肩書や所属などの壁を超えて、交流したり違う世界からの発見でより弓道を楽しんでもらいたいという思いから設定しています。やればやるほど悩みも出てきますが、人生の発見もあったりして、奥の深いのが弓道です。飛んだり跳ねたりもしませんから、自分の体力と相談しながら自分に挑戦しながら一生できるのも弓道ならではの楽しみです。
どこかに所属していなくても弓を引く場所が欲しい、部活以外でも練習したい、もっと違う世界を見たい、いろんな人からも教わりたい、もっと弓道の情報が欲しい・・・・
そんな気持ちに寄り添いながら、「一生ものの弓道」に繋がるお手伝いができたらいいなと宮崎支部により運営されているのが水曜道場なのです。
水曜道場は基本的に自由です。とは言え、ある程度のルールやガイドラインがなければどう過ごしていいか分からないものです。
そこでいくつか気を付けてほしいことなどをあげてみます。
中高生の皆さん
☆18歳未満および高校生以下の方は、保護者同伴でご参加ください
皆さんは未成年ですので、練習中の体調不良やケガなどの時に対応してもらうため、保護者の方に同伴してもらってください。
何人かで参加する時は、どなたか一人でも代表になる保護者がいれば大丈夫なようです。
☆教育的配慮により
水曜道場は平日で翌日は学校もあるため、中学生の利用は基本的に21時までが一般的なようです。ご了承ください。
☆身の回りの・・
持ち物については自己管理をお願いします。道場は共有の場所です。荷物もきちんと整理し、見苦しくないよう管理しましょう。これも礼儀の一つですよ(o^―^o)
☆談笑のマナー
友達や仲間と楽しく引くのは大いに結構。ぜひ仲間と切磋琢磨し鍛錬してください。ただ、集中したい人もいるので大きな声でのおしゃべりはほどほどに…。
もしも、周りから注意されたら素直にゴメンナサイしましょう(´ー`*)
有段者の皆さん
水曜道場は基本的に自主練習の場ではありますが、初心者(大人でも子どもでも)もたくさん集まります。もし誰かに「教えてほしい」とお願いされたら、自身の鍛錬の合間で構いませんので、その時は少しだけお手伝いをお願いできたらと思います。
水曜道場立ち上げ時から掲げられていた「自分から教えに行ってはいけないけれど、頼まれたら快くお手伝いする」の精神はこれからも引き継がれていきます。
もちろん、無理な時は「今日はごめんね」と断ってもいいと思いますよ(^―^)
保護者の皆さん
☆見てあげて・・
良ければぜひ道場でお子さんの射を見ていてあげてください。最初は分からなくてもそのうち我が子の射技の変化に気付くようになります。そしたら親子の会話も弾みますよ♪
☆実は筒抜け・・
道場のガラスの上のところは実は風通しのために開いているので、実は観覧席の会話は筒抜けです。聞こえないと思って大声になったり噂話に花を咲かせることは少しだけ謹んでくださいね(^-^;
みんなで気を付けていきましょう♪
☆補足☆~断る勇気~
わりとよく「教えられたくない」という学生さんを見かけます。「自分で考えてみたいから今は教わりたいわけじゃないんだ」とか「すでに教わっている先生がいるからいじられたくない」とか。そのために「それが嫌でいろんな人がいる所に練習に行きたくない」という話もチラホラと聞きます。でも「結構です!」なんて言えませんよね(>_<)
そんな時は、モヤモヤとツライ思いをする前に「今日は自分で鍛錬したいので大丈夫です、ありがとうございます」と言ってみましょう。
そしていつか「ちょっとくらいなら教えてもらおうかな」と思った時にちょっと声をかけてみましょうね♪
小さなお子さん同伴の皆さん
☆小さなお子さんは・・
ちびっこに「静かに座ってて」と言ってもそれは無理ですよね。
弓道は「武器」を使用しますから、小さなお子さんがいても大丈夫という訳にはいきません。精神集中が切れればとんでもない方向に矢が飛ぶことだってあります。
連れてくるなということではありません。ここで社会性や振る舞い方を学ぶこともできます。学びながら成長することを願いつつ、気を付けながら注意しながら叱りながら褒めながら、親子で一緒に観覧できれば・・と思っています。
☆弓道人の命・・
弓道の道具類は弓道人にとっては命も同然です。値段も数万円~ウン十万円のものまで・・・。射技と同様に道具も手塩にかけて育てていくものです。お子さんが触ったりしないよう どうぞ気を付けてあげてくださいm(__)m
☆立ち入り禁止・・
以上のような理由から、弓道をしないお子さんは道場内立ち入り禁止です。
道場横にあるトイレついでにうっかり道場に入ることのないようにお願いします。
☆オモチャ持参・・
絵本などのオモチャ持参はOKです。ゲームなどの音の鳴る物は出来る限りボリュームを小さくしてください。飛び跳ねるようなアクティブなオモチャは遠慮してくださいね。